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設計者魂

 
建築士たるもの、
どんなに無茶な要望や大きすぎる夢だとしても、
それが事業主の確固たる信念に基づいたものならば、
なんとしても実現への道を探らねばならない。

高価な材料や特殊な技術に頼るのは二流、
ありきたりの材料とありふれた平易な技術を用いて
常識的な予算と許された時間の中に納めつつ
類い稀なる空間性を実現してこそ一流である。

職人や素材に敬意を払い耳を傾け
常識や定石に縛られず自由に発想し
視野を広げ自然や生命からインスピレーションを得て
発見し、創造し、工夫せよ。

「望み通りです。」という言葉に満足してはならない。
「こんな成果は想像できなかった。」喜びと表裏一体の驚嘆の声こそ
建築士の目指すべきものである。

自らの引いた一本の線と事業主や職人との掛け合いの末、
自身の想像を超えた世界が生まれた時の
充足感こそが建築設計の正当な報酬=醍醐味である。

追求の果ての世界を見んがため、たゆまざる研鑽を続けるべし。
 
 

 

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