AOIWASABI
2010.01.08
惹きつけ、人だかりをつくり、がっしりと伝える。
ジュエリーブランド“葵山葵”(アオイワサビ)の展示ブースです。
東京国際展示場で開催された2009国際宝飾展で、新たに産声を上げたばかりのブランドのコンセプトとブランドイメージをしっかりと発信するために、いろいろな建築手法を使って構成しています。
- 日本をテーマに据えたブランドイメージを表現する
- 本物の材料を使い、本質的な取組姿勢しせいを伝える
- 懐かしさ・モダン・伝統・技術を暗示する外観
- ブランドの骨である手作りの風合いを残す
- 存在感のある寸法・構法を用いる
- 流れる来館者の足を止める引きのある配置
- 人を吸い寄せる下屋のある店先
- ベンチでじっくりと話しの出来る関係をつくる
- 遠方からも目を引く屋根の意匠
- ジュエリーや什器を引き立たせつつインパクトのある墨色の採用
- 印象的でジュエリーを引き立たせる墨色
- ジュエリーを輝かせ心に残る照明
極めて短期間でのデザイン及び施工が要求されたので、ジュエリーを拝見しコンセプトを伺って、エイヤッでデザインをまとめましたが、日頃試行錯誤していた手法がうまくかみ合ったようです。
連日大賑わいで人だかりが出来ていて、新規出展としては、過去一二を争う集客だったようで、大盛況に大変喜んでいただけました。それにしてもわずか4日間とは、デザイナー泣かせですね。
ジオプラスに大きな倉庫があれば、とっておくのになぁ。
葵山葵2009国際宝飾展
開催場所:国際展示場
用 途:展示ブース(ジュエリー)
床面積:16.2m2(ブース2コマ)
構 造:木造(準不燃)
期 間:設計/2008.11-12(1.5ヶ月)、展示/2009.01.21-24(4日)
コスト:約200万円
協 力:構造/山田憲明、設備/鈴木智仁、作図/相馬均
塗 装:松浦向馬、吉川早苗、菊池優希
建 設:幹建設/宮前博伸
什 器:関根桐材店/関根紀明
ロ ゴ:金子由紀江
のれん:エニシング
サイン:むつみや/山本寿彦
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