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ART TOWER MITO

07.12.26
都市空間への感性が余すところなく発揮された磯崎新先生の見事な広場です。
名ばかりのただの空白ではなく、街をいきいきと豊かにする広場のあり方として、街路から連続的に引込んだ構成が都市に見事な効果を与えています。その広場を中心として劇場やミュージアム、カスケードなどの要素を周囲にちりばめた建物配置と、その効果を相補的に高める装置として、象徴的な強烈なメガスケールの塔が人々の行為をいっそう引き立てています。 この日は広場を効果的に使って結婚式が執り行われていました。神の降り立ったような塔の佇まいの前で、カスケードの水をとの響き渡るなか、誓いの口づけを交わす二人を、通りがかりの少女が口を押えながら見守っているのが印象的でした。 名 称:水戸芸術館 設計者:磯崎新 所在地:茨城県水戸市五軒町1ー6ー8
スケールの対比が見事です。遠近感も効いてます。

YOYOGI STADIUM

07.12.25
いわずもがな丹下健三の最高傑作。
緊張感のみなぎる吊り構造の屋根が圧倒的に美しい。客席部分の跳ね出したRCも見事の一言。コンクリートはかくありたいという見本かも。
名作だけあって数々の逸話があり、構造設計料が全設計料の50%だったとか、構造的に合理的なサスペンションケーブルの形状に満足のいかない丹下先生がカーブを僅かにずらすことで、屋根の浮き上がりを防ぎつつ美しい形にしたとか。当時は手回し計算機で数ヶ月泊まり込みで計算機をぐるぐる回していたとか。
「美は解の近傍にあり」なんて名言もこの建築から生まれたらしいです。
うーん、たまりません。
ちなみに小さい方の第二体育館もなんとも愛らしいので好きです。


名 称:代々木競技場
設計者:丹下健三(総合・意匠)、坪井善勝(構造)、井上宇市(設備)
所在地:東京都渋谷区神南2-1-1
この辺りの密度の濃さが全体の迫力を引き出しています。この迫力、まさに迫力。
このカーブがね、いいんですよ。

PRADA

07.12.20
銀座のエルメスと並ぶ、ガラス建築の名作。
ともかくガラスの圧倒的な存在感・高級感に目を見張ります。プラダのもつブランドイメージが見慣れたガラスでこのように表現できることに驚きます。
外観だけではなく、内部の思い切りの良いデザインもお見事。

しかし、東京のしかも青山で、大きく広場を取った建物配置は秀逸です。西洋の広場に対する感覚が遺憾なく発揮されていて、いたく感心しました。

名 称:プラダ ブティック青山店
設計者:ヘルツォーク&ド・ムーロン
所在地:東京都港区南青山5-2-6
湾曲したガラスが風景を歪めて、独特の空間体験を引出します。演出するからには徹底的に。
迫力のある大判の菱形ガラスが圧倒的な存在感です。夕暮れ時にはきらめくステンドグラスのようです。

The British Museum

07.12.18
フォスター卿のあまりにも見事な空間。
歴史ある建造物のリノベーションとしてこれ以上の成功例をいまのところ知らない。材料やテクノロジーの対比という次元をつき抜けた中庭の見事さに、ひたすら息をのむ。
「四角と丸の既存建物の間に屋根を架ける」という極めてシンプルなことを極めてシンプルな屋根構造で、極めて洗練された空間を実現している。テクノロジーのさらりとした用い方が秀逸。
天候や陽の射し方で、多彩な表情を見せるとあって、結局何度足を運んだことか。
階段を上りきったところにあるレストランの膜屋根も、フォスター卿の軽い一振りから生まれたと思われるさりげない佇まいでこれも何とも味わい深い。

名 称:大英博物館(グレートコート)
設計者:ノーマン・フォスター[Norman Foster]
アクセス:ラッセルスクエア駅(ロンドン地下鉄ピカデリー線)から徒歩10分
もう何も言えないですよ。これは。影がね、落ちるんですよ。たまに飛行機も見えます。レストランの屋根も軽やか。