message

輝かせるのは、たてものではなく、いきもの。

Geo+のミッションは、”人“から発想した建築空間を提案し、私たちの生活を取り巻く生活空間そのものを正当に進化させることです。 Geo+は、利用者目線から生活を極めた超日常性と、簡素・純粋・清廉へと収斂する本質的思考、豊穣・大胆・快活というあふれる生命力を源とした美意識をデザインの柱として、そこで活動する人が生き生きと輝く生活の舞台を設計していきます。 また、その成果を広く引用しやすいように、一般に実現可能な実質的かつ再現性の高い方法に還元することに努めます。 Geo+では、このミッションを達成するために、次の5つの指針に従って活動を行うことが重要であると考えています。

 

1.人と自然、いのちに強い関心をもっていること

Geo+の活動は、人を驚かせたり、びっくりさせたり、自分たちの力を誇示することが目的ではありません。人に“こころ”からの楽しみ、喜び、安心、安らぎを得てほしいという思いが、創作の原動力です。
目の前の人の本当の思いを汲み取り、細かい配慮を疎かにしないこと。自然本来の美しさや優しさ、繊細な表情を余すことなく感じとること。見過ごされそうな小さな生命の息吹にも耳を澄ますこと。そうしたあたり前の感受性を出発点としながら、物事・現象の本質をしっかりと捉え、他に類をみない高度な空間性として結実させる技術をもつ組織・体制を充実させるていきます。 それはメンバーひとりひとりが人や自然、いのちへの愛情と表現される強い関心があってこそ初めて成り立つものです。
 

2.常に原点に立ち返り検証すること

Geo+はその場所の“根っこ”を考え、本質を形にしていきます。形にする方法は特殊な技術や天才的な才能で成立する特殊解では普遍性を得ることはできません。伝統的な手法やどこにでもある技術、当たり前の材料などで、歴史や環境に耐えうるものにする必要があります。そこには、ともすればありきたりで凡庸なものとなってしまう危険性も潜んでいます。身近な材料を素直に見つめ直し、期待以上の効果を発揮するにはどうすればいいのか、何度も原点に立ち返り検証します。
 

3.清明正直かつ単純明快であること

Geo+は、達成すべき目的に向かって根源的でごまかしのない真っ直ぐなアプローチで切り込み、簡潔でシンプルな解答を求めます。その素直さと簡潔性こそが、文化・年代・性別などをこえて多くの人に響く力を生み出すと信じています。
こうした価値観はプランや構成だけにとどまらず、図面表現やプレゼンテーションの方法、自分たちのワークスタイルや事務所の環境にも反映されます。Geo+は全てのことに、素直さと簡潔性を求めます。
 

4.最新技術と伝統を分け隔てなく駆使すること

Geo+は、流行や習慣化された規範を不用意に用いることを拒みます。部分や仕掛けひとつひとつに、明確な目的と意味が定義され、そのために相応しい手法や効果的な技術を選択します。
設計者には、目的に則して、空間を構成するあらゆる手だてを巧みに操り、一貫性をもって融合することが求められます。従ってGeo+のメンバーは世界中の生活空間に精通し、その意味と効果を正しく理解し、適材適所に用いる知恵を求めます。日頃から各地の多彩な空間・文化・歴史を学ぶとともに、それらを自らの目や手、体を通して実体験するように心がけなければなりません。
 

5.先陣を切り、最後まで油断しないこと

空間はその特性として、目の前に立ち上がり、それを体験して初めてその実態を感じることができるものです。その上、前例がないとなれば、プロジェクトは多くの障害や反発に遭遇することは必至です。また完成を目前にして、思わぬことに足下をすくわれることがないとはいえません。
まずはGeo+が未体験の領域に飛び込み、多種多様な課題に率先して果敢に挑むこと。そして、完遂するまで、最後の最後まで決して油断せず見届ける責任感と実施能力が求められます。そのための勇気と忍耐強さ、そして経験に裏付けされた自信とけっしてくじけない信念を培うことが大切です。

 

 
© Geo+